見えない汗で進む『かくれ脱水』に要注意! 【熱中症】完全対策!!

スポンサードリンク

7/17(火) たけしの健康エンターテインメント みんなの家庭の医学

「熱中症」は、梅雨明け直後が危険!

救急搬送された熱中症患者(2010年)のうち、
1/3近い、およそ500人が、梅雨明け直後の10日間に集中!

「自分は大丈夫」と思っている人ほど要注意!

スポンサードリンク

 
昭和大学医学部准教授 救命救急センター長
三宅康史先生先生より

「熱中症の危険因子の一つに脱水症、身体の水分が足りない状態がある
気がついたら、知らないうちに熱中症になっていた、というのは、
自分が徐々に脱水症になっている「かくれ脱水」に気がついていないのが原因」と

 
重要キーワード(1)
かくれ脱水が熱中症を引き起こす

〈かくれ脱水〉
自分では気づかない内に身体の水分が減少し、脱水症に近くなった状態のこと

放っておくと…
脱水症に陥り、水分不足で汗が出ない状態に
すると、体温が下がらなくなり、熱中症を発症!

なぜ「かくれ脱水」になる???

そのカギを握るのは
『見えない汗』

通常、脱水が起きやすいのは大量の汗をかいた時
でも…
かくれ脱水を引き起こす汗は、それだけではない!?

 
愛知医科大学 生理学講座 講師
西村直記先生より

「一般的に汗というと、滴るような汗をイメージする
それ以外にも我々は、知らず知らずの内に汗をかいて、それを蒸発させて身体の熱を奪っている
むしろ、そちらの『見えない汗』の方が重要」と

 
見えない汗を絶えずかいて、体温を調節している

どれだけ汗をかくと危険???
体重の1%がボーダーライン

体重の1%を超えたあたりから脱水症状が出る可能性がある
体重60kgの人の場合、体重の1%は600g
600g減少すると、危険区域に!

『見えない汗』で、どれくらい『かくれ脱水』が進むのか???

一足早く梅雨明けをした沖縄の主婦の方に協力してもらい、一日の水分量の変化を見てみることに!

1g単位まで計れる高精度な計量器で体重の増減を細かくチェック!

午前7時30分 体重:57.364kg
体重の1%=573g
体重が減っていたら熱中症の危険!

気温28.5℃
室温29.2℃

どんな作業でどれぐらいの汗をかき、水分が奪われているのか???
密着開始!

午前7時40分 朝食作り
午前8時 洗濯
朝食作りに20分、洗濯物干しに20分
体重は、57.285kg(-79g)

午前8時30分 朝食(水分量 499g)
かくれ脱水から脱却

午前10時 トイレ
体重測定 57.143kg(-221g)
かくれ脱水ゾーン突入!

午前10時30分 買い物へ
気温32.2℃
「風があるのでそんなに汗は出ない」と言ってたけど、体重を測ってみると…
56.936kg!(-428g)

水分補給で、160g増加

ちなみに、長女(33)とお孫さん(2)が炎天下の中、車でお出かけ
体重を測ってみると…
お孫さんが、12.582kg→12.513kgと、-69g
体重の0.5%を超える脱水に!
体重の軽い子供は大人より脱水が進みやすいので、こまめな水分補給が大切!

その後、食事や水を飲むことで水分を補給

午後11時30分 梅酒と水分補給
合計310gの水分摂取

がっ!
体重を測ってみると、水分が減っている!?

トイレにも行かず、座ってテレビを見ていただけなのに…
なぜ多量の水分が失われたのか???

 
昭和大学医学部 救命救急センター長 准教授 三宅康史先生

愛知医科大学 生理学講座 講師 西村直記先生
がスタジオに

「水分が不足すると汗が出なくなり、どんどん体温が上がっていく
高体温で脳や心臓などに悪影響が出て、めまいなどの症状が出る
最終的には心臓の筋肉が虚血と高温による障害から動けなくなる」と

 
お酒を飲んだあと、水分が減っていたのは???

アルコールは身体に入るとエネルギーになって熱になる
一時的に体温を上昇させ、発汗を促す
アルコールには利尿作用があり、脱水が進む
水分補給のためには、お酒以外で水分を摂る必要がある

人が1日に失う水分量は、約2.5リットル
うち、尿や便などで、約1.3リットル
汗や呼気など『見えない汗』で、約1.2リットル

 
そこで!

かくれ脱水を防ぐ!
効果的な水分の摂り方

(1)水とスポーツドリンクを使い分ける
日常生活は「水」
大量の汗をかいたときは「冷たいスポーツドリンク」「経口補水液」を補給する

(2)がぶ飲みよりちょい飲み
がぶ飲みは、胃腸に負担、尿として排出されやすい
ちょい飲みは、負担が少なく、吸収しやすい

 
水分補給の他に、熱中症予防として重要なのが「エアコン」

エアコンで室内が十分涼しければ体温が上がらず、熱中症の危険は少ない
でも…
エアコンにも使い方によっては落とし穴が!?

 
重要キーワード(2)
エアコンの “設定温度” 28℃の落とし穴

 
間取りや日当たりによって、部屋の条件は様々
室温はエアコンの設定温度通りになっているのか???
一般家庭で調査してみると…

エアコンの設定温度は28℃

エアコン近くの室温は28℃
少し離れた棚の上では29.4℃
そして、奥にあるキッチンでは30.5℃!

〈エアコンの1つ目の落とし穴〉

東京大学工学部建築学科 准教授
前 真之先生より

「エアコンは吸い込む空気の温度やリモコンがある場所の温度から、部屋の温度は大体こうだと判断している
でも、実際の部屋には温度ムラがある
だから、エアコンの風が届かない場所や強い日差しのある場所の温度はエアコンの設定温度よりずっと高くなっていても不思議ではない」と

 
〈エアコンの2つ目の落とし穴〉

「同じ温度の部屋でも、湿度によって失われる水分量が違う」

湿度の高い部屋と低い部屋
どちらが多く水分が失われる???

温度や湿度を自由に変えられる空気環境試験室で実験をしてみることに!

室温28℃で、湿度60%と40%
2時間安静に過ごして、前後の体重の変化を比較

室温28℃ 湿度60%
Aさん 53.844kg→53.749kg -95g
Bさん 54.685kg→54.645kg -40g

室温28℃ 湿度40%
Aさん 53.805kg→53.666kg -139g(約1.4倍の減少量)
Bさん 54.821kg→54.724kg -97g(2倍以上の減少量)

湿度が低い時のほうがより多くの水分が失われる、という結果に!

汗は蒸発する時に、身体から熱を奪い、体温を調節
湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体温が下がりにくい
湿度が低いと汗がすぐに蒸発して、体温が下がりやすい

一見、安全に思えるのが「落とし穴」!

温度が高めで湿度が低いと、『見えない汗』がどんどん出ては蒸発し、『かくれ脱水』が進みやすい、と考えられるそうです
エアコンをつけているからといって、油断は禁物!

 
そこで!

節電しながら熱中症予防!
効果的なエアコンの使い方

熱帯夜でのエアコンは
「エアコンの設定は27℃で一晩中つけっぱなし」

一晩で約3.3円
1ヶ月で約98円の節電

熱気がこもった部屋でエアコンを使うときは
「外気を入れてからエアコンをつける」

(3℃下がったところでエアコンを稼働)
1ヶ月で約43円の節電

室外機は
「日陰になっている」

(よしずなどで日陰に)
8時間で約1.4円
1ヶ月で約43円の節電

 
水分補給…
暑くなってからは、夕方にウォーキングをするようにして…
「牛乳を飲むと夏バテしにくい」
と、聞いてから、麦茶と牛乳を飲むようにして…
塩分は “漬け物” から摂ってる…^_^;

エアコンは…
できるだけ扇風機でガンバって、夕飯の時につける、と

ちょくちょく麦茶を飲んでるから水分補給は大丈夫、だと思うんだけど…
これからも気をつけなくちゃ!

スポンサードリンク
レクタングル大
レクタングル大
おすすめ記事
こちらの記事もいかがですか?

フォローする